自然観察情報060501 ウワミズザクラ

箕面の山では、いま上溝桜(ウワミズザクラ)が満開です。箕面山麓東部では、あちらにもこちらにもと、山桜と同じくらいの個体数があるのかもしれません。
f0009128_2245321.jpg2006.5.1   うつぎ池
おそらく今週、とくに今が見頃です。
ウワミズザクラ:  バラ科サクラ属
高さ20mほどの大木となります。




f0009128_2247381.jpg2006.5.1    うつぎ池
葉は互生し、長さ8~11cmです。本年枝の総状花序(花が集合した花房)に、小さな桜の5弁花を数密につけます。




f0009128_22502053.jpg2006.5.1   うつぎ池      (左はヤマザクラ 右ウワミズザクラ)
果実は9月頃、黄赤色から黒く熟します。蕾や果実は塩漬けにして食用とします。風味と香りがいいそうです。新潟地方では、杏仁の味に似ていることから、蕾の塩漬けを「杏仁香」といいます。

f0009128_22545496.jpg2006.5.1     うつぎ池       (大木です!)
心材は、赤褐色をしており、建築、器具、彫刻などに使われます。樹皮は、樺細工、刀の鞘などに使われてきました。また、樹皮と根からは、とび色の染料をとりました。f0009128_2315840.jpg                                          2006.5.1   うつぎ池
いわゆる「桜」の花弁と違うのは、小さな花が花房となってブラシのように穂状に開花する特徴です。犬桜(イヌザクラ)の花も同様にブラシのように花をつけます。どちらもれっきとしたバラ科サクラ属の正真正銘の「桜」です。この形状をした桜は、上溝桜、犬桜、シウリザクラです。
上溝桜と犬桜との違いは、上溝桜は穂状の花房基部に葉がついてますが、犬桜は基部に葉がありません。

f0009128_2372634.jpg2006.5.1    谷山谷
上溝の由来は古代の占いの儀式にあります。亀甲で占うときに、この材の上面に溝を掘って使いました。天皇の即位の時の亀甲占いにも、この材が利用されました。古名を「ははか」、一説では「かには」(桜)のこととも云われています。<M> 報告・撮影:松田
by sanrokubika | 2006-05-05 23:10
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