山中での救急事故に対する応急手当

2006.7.23 救急事故に対する応急手当講習

山中での救急事故に対する応急手当講習が、23日市民活動センターで、みのお山麓保全委員会の主催により開かれました。箕面市消防署救急隊員が講師です。パトロール隊から16名の参加があり、関心の高さがうかがえます。山麓保全に取り組む30数名が熱心に受講しました。
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(市民活動センター)

ハチの刺傷、毒へびの咬傷、熱中症などの防御と応急処置については、パトロール隊ホームページに詳しく掲載されています。今一度、読み返すことも大切だと思います。

大量出血の止血と骨折の固定には「三角巾」が役に立ちます。山に入るときの必需品ですね。

応急手当にはさまざまなものがありますが、特に突然心臓が止まった人の命を救うため、心肺蘇生を行うとともに、心臓への電気ショック(AED)を速やかに行うことが重要であると知りました。

山中での心停止を想定したとき、携帯電話は通じません。119番通報のため一人は速やかに下山。AEDを持った救急隊員が到着するまで一人は心臓マッサージや人工呼吸を続けます。したがって万が一の場合3名が最低必要人数になります。山中での心停止が、平均年齢の高いパトロール隊で、いつ起こっても不思議ではありません。イザというときに適切な対応ができるよう、マニュアルを含め日常の対策が必要です。(佐野 記)
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三角巾を使い骨折の固定方法
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心臓マッサージ15回(酸素の含まれた血液を循環させる)
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人工呼吸2回(肺に酸素を送り込む)(AEDが届くまで、心臓マッサージ15回、人工呼吸2回の組み合わせを継続する)
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AEDパットの貼り方
by sanrokubika | 2006-07-24 14:07 | 雑記帳
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パトロール隊の主な活動は、箕面の山のゴミ回収、大型ゴミ・不法投棄の調査、防止策の提案、一般への啓蒙活動、自然環境の保護・保全・育成です。
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