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2006.4.29 第5コース うつぎ谷

2006年4月29日みどりの日、第5コース うつぎ谷の報告です。

きょうは「みどりの日」。この日に山の美化活動ができたことをうれしく思います。集合場所が外院バス停であるため、参加者が少ないコースでしたが、一般の皆さまも4名参加されました。隊員3名(倉橋、西、松田)と計7名での久々に賑やかなクリーンハイクとなりました。
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曇り空だったことがかえって幸いし、吹き抜ける爽やかな風の中、皆さんと談笑しながら楽しくハイキングができました。いろいろな木の芽がやわらかな薄緑の色を帯びて萌芽し、ヤマツツジやモチツツジの蕾もいまにも割れそうなほどです。ウグイスカグラは開花をはじめ、ウワミズザクラも来週くらいが見頃でしょうか。素晴らしい晩春の箕面山麓でした。
山道は、ずいぶんときれいになってきましたが、車道車止め以前の不法投棄物がまだ残っています。車のホイールやオートバイ、部品などなど。不法投棄の消火器が突然吹き出し、あたりが真っ白にくもるハプニングも。
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また、溜池が2つありますので、谷底には釣り人が捨てたゴムボートもありました。






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参加者が多かったので、取り残しのゴミもずいぶん回収できました。みなさん、どうもありがとうございました。





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次回、5月13日(土)の巡回日には、テンナンショウや満開のヤマツツジやモチツツジに出会うことができるかもしれませんね。


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本日の回収:空き缶74個、PTボトル37本、空きビン25本、タバコ吸殻70本、ゴミ袋8袋 その他:オートバイ、ホイール、機械ローラー、電気部品、ふとん等々  <M>
by sanrokubika | 2006-04-30 01:52 | パトロール日記

060422 ハイキング情報 勝尾寺参道

春の野辺、箕面の山道。ゆるやかに移ろいつつ。

わが影のさして色濃き花菫  右城暮石

f0009128_2324555.jpgタチツボスミレ
<立坪菫>:
スミレ科スミレ属 勝尾寺参道 
2006.4.22
坪は坪庭の坪のことです。庭によく生えるので坪の菫、坪菫が語源とも。スミレは、おひたし、辛子和え、揚物、漬物などとして食されてきました。漢方生薬の「紫花地丁」だそうです。


f0009128_2113723.jpgムラサキサギゴケ 
<紫鷺苔>:
ゴマノハグサ科
サギゴケ属 
勝尾寺参道 
2006.4.22 
田んぼの畦道など、やや湿ったところに一面に咲きます。



旅たのし椋鳥あまたわれとゐて  五所平之助 (*注:秋)

f0009128_0455077.jpgムクドリ      <椋鳥>:    ムクドリ科
勝尾寺参道    2006.4.22  別名:椋(むく)、白頭翁(はくとうおう・・・顔から頭にかけて白いので) 秋冬は街中でもよく見かけますよね。昆虫、穀類、種などを食べますが椋(むく)の黒く熟した実をとくに好むので椋鳥といいます。

いく山を越えきし雲や金鳳花  村沢夏風

f0009128_2361156.jpgウマノアシガタ   <馬の脚形>:   キンポウゲ科    キンポウゲ属 
勝尾寺参道     2006.4.22    名の由来は、根生葉の形が馬の蹄に似ていることからといわれていますが、そうかなぁ・・・?通称の金鳳花(きんぽうげ)の方がよほどきれいな命名ですよね。有毒植物です。キンポウゲ科は毒草が多いですね。イソキノリン系、ジテルペン系のアルカロイドなど生理活性の強い毒性を持ちます。

次も、きれいですが、これも毒草です。
f0009128_2373749.jpgムラサキケマン  <紫華まん>:  ケシ科キケマン属 勝尾寺園地    2006.4.22   有毒アルカロイドのプロトピンを含みます。

コナラやクヌギも開花しました。

f0009128_2382073.jpgコナラ         <小楢>:
ブナ科コナラ属
勝尾寺参道     2006.4.22            古名:ははそ






f0009128_2384564.jpgクヌギ       <椚、橡>:    ブナ科コナラ属 古名:つるばみ
勝尾寺参道    2006.4.22   
           報告・撮影:松田
by sanrokubika | 2006-04-28 03:19

2006.4.22(地球の日!) 第1コース 勝尾寺参道

4月22日アースディ(地球の日!)本日は天候が心配されるなか実施しましたが、参加者の皆さんの情熱が伝わったのか、ときおり陽が差し薄曇り程度で最後まで天候はもちました。                           そして解散と同時に雨がぱらつきはじめたのにはおどろきでした。
本日、参加の皆様(総勢29名)、本当に今日は有難うございました。お陰様で下記の写真のとおり、不法投棄物が一掃出来た事に感謝いたしております。 これに懲りず次回は紅葉の見頃シーズンにも開催をしたいと思いますので、是非ご参加頂けたらとおもいます。また気軽にお店の方にもお立ち寄り下さい。皆様の今回の活動写真を常時店頭にて掲示いたしております。
(唯一、お子様参加のMa-ちゃん 大人に負けず最後までがんばってくれまし  た。この様な 子供が増える事を祈るばかりです。)
                            パタゴニア江坂スタッフ一同
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by sanrokubika | 2006-04-22 22:11 | パトロール日記

060421 ハイキング情報 歳時記 三つ葉つつじ

このコラムは4月26日水曜日、みのおFMタッキー816(周波数FM81.6)で放送されます。放送時間は、あさ9時30分、モーニング・タッキー「風のたより・・・」の時間です。

箕面の山パトロール隊 渓川 清の報告です。
たんぽぽの花が山道のところどころを黄色に染め、薄紫色のすみれ草が往く人の目を和ませる、風光る季節の箕面の里山。芽生えたばかりの、もみじの小さな小さな若葉が重なり合って樹林の中に薄緑色の雲が浮かんでいるように見えます。
草萌える芳しさが、ようやくはっきりと感じられるようになってきた林を歩いていると、一際あざやかな赤紫の彩りに、つい目を奪われてしまいます。
箕面の里山では、いまミツバツツジが満開を迎えています。
濃い緑の織り成す空間に、薄緑の若葉が重なり、その中に赤紫の絵の具をにじませたような色彩は実に見事です。
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コバノミツバツツジ 勝尾寺参道 2006.4.21 撮影:松田

箕面の里山で見られるミツバツツジは、葉が小振りのコバノミツバツツジ(小葉の三つ葉つつじ)です。

生くる物生きの相(すがた)の美しさ ここに示せる躑躅(つつじ)の花か
佐藤佐太郎

生きる物、すなはち自然だけが表現できる美しさ。
ミツバツツジの美しさは箕面の山の緑があってこそ、ひきたつものでしょう。
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コバノミツバツツジ 勝尾寺参道 2006.4.21 撮影:松田

つつじは万葉集にも10首がみられ、春の野辺に光彩を放つ つつじを、古代より人々は愛でてきました。
平安時代は装束の下襲(かさね)の色として、春はつつじ、桜とされ、清少納言は、とりわけつつじ色を好んだといわれています。

くれなゐのふりての色のをかつつじ妹がま袖にあやまたれける
藤原仲実 堀河百首

山の辺の道で出会うあざやかな赤紫。まさに、美しい女性が袖を振っている姿と見紛うばかりです。
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コバノミツバツツジ 谷山尾根 2005.4.16 撮影:松田

このつつじ、里山では柴として利用されてきたばかりではなく、その緻密な木目を活かして細工用の材として利用されてきました。
また、堅く粘りがあるため、傘の柄にも利用されます。
森の緑の中に、ぼんぼりのように浮かぶ赤紫のミツバツツジ。
皆様も是非お出かけ下さい。<M>
by sanrokubika | 2006-04-21 01:55 | 風のたより(渓川 清)

060418 ハイキング情報 才ヶ原林道

2006年4月18日 才ヶ原林道 安田隊員の報告です。

聖天山のつつじが例年よりきれいに咲いているように思います。寺の方が木を少し切られて奥のつつじあでやかです。山桜もきれいでした。 記 安田
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才ヶ原林道 2006.4.18 撮影:安田
by sanrokubika | 2006-04-20 11:34

060418 ハイキング情報 歳時記 すみれ

このコラムは4月19日(水)みのおFMタッキー816(周波数FM81.6)で放送されました。あさ9時半頃、モーニング・タッキー「風のたより・・」の時間です。

箕面の山パトロール隊 渓川 清の報告です。
春の野にすみれ採みにし来しわれぞ野を懐かしみ一夜宿にける
山部宿禰赤人 万葉集

散りゆく桜を惜しみながら歩く箕面の里山。春の訪れに花開く道端の草花の中に美しくもひっそりと咲くすみれの花にふと足が止まる今日この頃です。
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落合谷 2005.4.2 撮影:松田

山振の咲きたる野辺のつほ菫この春の雨に盛りなりけり
高田女王 万葉集

万葉の歌人も、春の雨に散らされる桜を惜しみつつも、野辺に咲くすみれの愛らしい淑やかな美しさに目を奪われていたようです。山道ではなくとも、舗装された道路の隅で、さりげなく花開いているすみれの、凛とした姿に、はっとして見入ってしまうこともしばしばです。決して自ら目立とうとはしない控えめなすみれの花、しかし、その紫の気品は格別のものです。
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粟生間谷 2006.4.8 撮影:松田

このすみれ、里山でも、いろいろと利用されてきました。食用として、汁物や煮物、また薬用としては、解毒や腫れ物などに使われていました。実際に漢方の生薬で「紫花地丁」といいます。最近の研究では、すみれにフラボノイドが多量に含まれていることもわかってきました。

山路来て何やらゆかしすみれ草  松尾芭蕉

箕面の山道で出会うすみれ草。少し足を休めて、足元に目をやると、ほんとうに「なにやら ゆかしい」すみれ草に出会うことができます。箕面の山では、スミレ、ノジスミレ、ツボスミレなど、いろいろなスミレの花を楽しめますよ。春を告げた桜の後に、いよいよ箕面の里山の花々が次々と開花していきます。皆様も是非お出かけ下さい。<M>
by sanrokubika | 2006-04-18 22:59 | 風のたより(渓川 清)

2006.4.18 第2コース  才ヶ原林道  

春らしい好天の中準隊員の3名の方(男性1名 女性2名)が参加されました。聖天山のつつじが例年よりきれいに咲いているように思います。寺の方が木を少し切られて奥のつつじあでやかです。週末に雨が多かったせいか、ハイキング道にはゴミはほとんどありません。駐車地帯のゴミは相変わらず多い。箕面山荘の上では女性ドライバーがドライブウェイの下の方で軽トラが不法投棄していたとの事。山桜もきれいでした。 記安田
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by sanrokubika | 2006-04-18 16:29 | パトロール日記

060416 ハイキング情報  才ヶ原林道コース 聖天山

聖天山のみつばつつじが見頃になりました。  記 安田
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by sanrokubika | 2006-04-18 02:59

060416 ハイキング情報 歳時記 桜

このコラムは2006年4月12日(水)、みのおFMタッキー816(周波数81.6)で放送されました。毎週水曜日あさ9時30分頃、モーニングタッキー「風のたより・・・」の時間です。

箕面の山パトロール隊 渓川 清の報告です。

ついこの前まで冬枯れの木立だった箕面の山にも桜がいっせいに咲いてます。
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大日峠 2006.4.14 撮影:白水

桜ばな命いっぱいに咲くからに生命をかけてわが眺めたり  岡本かの子

一年という長い時の流れからみれば、ほんの一瞬でしかない幾日かの間にぱっと咲いてぱっと散る桜。まさに桜は、命いっぱいに、この華麗な一瞬のためだけに、炎天の夏を凌ぎ厳寒の冬を耐えてきたのではないかとさえ思えます。

あしひきのやまざくらばな日並べてかく咲きたらばいと恋ひめやも
山部宿禰赤人 万葉集

万葉の歌人も、あっという間に散ってしまうからこそ桜がこれほど恋しいのかなと詠っています。春雨と強い風で、せっかくの桜が散ってしまいそうで、かなり気にはなりますが。ただ、この春雨も万葉の時代より桜にはつきものであったようです。

あしひきの山の際照らす桜花この春雨に散りゆかむかも
詠み人知らず 万葉集

きのうまであでやかに咲き誇っていた桜の花がたった一晩の春の嵐で散ってしまう。この時期のうつろいやすいお天気が、桜の花への思い入れを尚更かきたてているのかもしれません。
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うつぎ池 2005.4.2 撮影:松田

箕面の山では、ソメイヨシノではない本来の野生の桜を楽しむことができます。エドヒガン、ヤマザクラ、カスミザクラと少しずつ咲く時期をずらしながら私たちの目を楽しませてくれます。緑の樹林の中にぽっとさく淡い薄紅の桜の花。箕面の山の緑あってこその桜の美しさだと思います。里山でも、重箱をかかえて山桜のお花見を楽しんだことでしょう。桜が咲くと、それを合図に、里山では田んぼの苗代の準備にかかりました。古語では、稲のことを「さ」と云います。稲の神様の「さ」が宿る蔵。つまり「さくら」の語源ともいわれています。あるいは、桜の霊である此花咲耶姫(このはなさくやひめ)が桜の種を富士山から蒔いたことに由来するとも云われています。この桜、里山では花や葉を塩漬けにして食用としたり、お湯に落として「桜湯」などで利用してきました。桜の幹の皮は、茶筒の装飾用などに使われました。また「桜皮(おうひ)」と云う生薬として、喉の調子が良くない時や咳止めとして利用されてきました。桜の花が告げる箕面の里山の春の訪れ。山道では、これから様々な花を楽しむことができます。皆様も是非お出かけ下さい。<M>
by sanrokubika | 2006-04-16 22:46 | 風のたより(渓川 清)

060416 ハイキング情報 歳時記 よもぎ

このコラムは2006年4月5日、みのおFMタッキー816(周波数FM81.6)で放送されました。毎週水曜日、9時30分頃、FMタッキー「風のたより」の時間です。

箕面の山パトロール隊 渓川 清の報告です。
水温み、桜の蕾が弾けそうに膨らむ里山の春。木々や野草もあおあおとした若葉や芽を一斉に噴き出してます。この時期、野草摘みに出かけられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。里山の春の味覚を堪能できる季節となりました。

風吹いて持つ手にあまる蓬(よもぎ)かな 水原秋櫻子

ヨモギも一斉に芽吹いていますね。
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勝尾寺参道 2006.4.8 撮影:松田

ヨモギ団子などには、まだ柔らかいこの時期の若葉が作りやすくて美味しいですよ。私が小さい頃は餅つきの臼の中に水洗いして湯がいたヨモギをばさっと入れて、お餅を搗いてる間に臼の中のお餅がだんだんとヨモギ色に変わっていく光景がどこでも見られました。ご記憶の方も多いのではないでしょうか。ヨモギ特有の香ばしさが餅米の風味とうまく混ざり合ったヨモギ餅。いまでは年中売られているほどの里山の定番食品ですよね。このヨモギ、古くから知られていて万葉集や百人一首でも詠われています。

かくとだにえやはいぶきのさしも草さしも知らじな燃ゆる思ひを
藤原実方朝臣 百人一首

ヨモギは別名「さしもぐさ」。さしも知らじなと序詞で恋の思いを綴っています。子供の頃、遊んでいてかすり傷や切り傷をおうと年上の子が、このヨモギを揉んで傷口に塗ってくれてました。また、鼻血が出たときも、揉んで鼻に詰めてました。不思議と血が止まり、化膿もしなかったことを、よく覚えています。実は、私は山でかすり傷をおうと今でもヨモギを揉んで傷口に塗っているんです。後々、知ったことですが、各地で民間薬としてヨモギが利用されてきました。お風呂に入れて「ヨモギ湯」。あせもや冷え性、肩凝り、更にはお肌にもいいそうです。ヨモギの葉を煎じて服用することで、かぜ、胃腸の改善、下痢、解熱、湿疹やニキビなどにもいいといわれてきました。
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勝尾寺川 2006.4.16 撮影:松田

お灸といえば、年齢によってはすぐ分かる民間療法ですが、このお灸に使う「もぐさ」。これもヨモギです。「もぐさ」はヨモギの葉や茎の表面をにある「毛」でつくります。実は、印鑑に使う朱肉の材料や矢立の墨つぼも、このヨモギの「毛」で作られていました。
みなさんが毎日通り過ぎてる足元の野草の一つ。里山では、たんなる雑草どころか貴重な生活資材だったんです。

ヨモギ<蓬>:キク科ヨモギ属
別名:餅草、艾(もぐさ、指燃草(さしもぐさ)、繕草(つくろいぐさ)
どこにでも善く萌え出る草→善萌草、善く燃える草→善燃草などが名称の由来と云われています。<M>
by sanrokubika | 2006-04-16 22:20 | 風のたより(渓川 清)




パトロール隊の主な活動は、箕面の山のゴミ回収、大型ゴミ・不法投棄の調査、防止策の提案、一般への啓蒙活動、自然環境の保護・保全・育成です。
by sanrokubika
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