2010.2.7 歳時記 風のたより   

    このコラムは、2月10日水曜日、あさ9時30分
   『タッキー816みのおエフエム』 (周波数81.6) 
   モーニング・タッキー「風のたより」で放送されます。
   箕面の山パトロール隊 渓川 清の報告です。


正月立ち春の来たらばかくしこそ梅を招きつつ楽しき終へめ

                       大弐紀卿万葉集

節分を過ぎ、梅の花がちらほらと咲きはじめた箕面の里山。
「節分」とはよくできたものです。ちゃんと「梅」の花が開くのです。たとえば、「梅」の開花を境に、冬の節と春の節が分かれているのですね。もっとも、今年の旧暦一月一日は、例年より遅く、二月十四日頃となります。

白梅のきのふ一輪けふ一輪   山田貴美子


梅は、万葉集にも、数多く詠われているくらいに、
古い時代、中国から渡来したといわれています。
草木枯れ果てた、春浅き寒さの中で、
緑の葉も出さぬうちに、高貴な、真っ白な、ほのかな香りを漂わせる花だけが、ある日、枝先にあることの驚きとよろこびが、たくさんの和歌として残されて来たんでしょうね。その枝には、まだいくつもの、まんまるい珠の蕾が、その花を取り囲んでいます。

日に風にまんさく花を解きにけり  伊能華子


その梅の花の傍らでは、これもまた、冬と春との節を分ける、マンサクの花が、黄色い短冊のような花をいくつか開いていました。「春先ず咲く」から「まんさく」と・・・まさしく、春を告げる花です。
このマンサク、里山では、皮膚の病に使われる薬草でもありました。マンサクの樹皮は、よくしなり、強いので、薪を縛る紐としても使われていたんです。また、地域によっては、萱ぶき家屋の、柱や梁をマンサクの樹皮で縛り、家屋の造りを支えていました。

まだ、冷たい日が続きますが、今がその寒さの極、
早春の風も、一歩づつ、里山に近づいてくることでしょう。

春浅き中にも、その兆しを感じる箕面の里山。
皆さまも、ぜひお出かけ下さい。

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# by sanrokubika | 2010-02-10 00:18 | 風のたより(渓川 清)

2010.2.8 第11コース 谷山谷

今日の谷山谷は一般参加の方9名、隊員6名、総勢15名のパトロールです。
スタート地点のため池周辺は恒例の野焼きで綺麗になっています。寒さは幾分ましですが、山道に入れば汗ばむほどでした。
谷山尾根のビューポイントのタマミズキは赤い実が残り少なくなっていました。また、いつも楽しませてくれるソヨゴの赤い実も山道に散らばって、山は春を迎える準備中です。
南山の登りで突然、飼い犬らしい黒い犬が飛び出してきて驚きました。幸い大勢の人間に犬もビックリし遠ざかっていきましたが単独であれば怖かったと思います。みなさん気をつけてください。
南山の頂上からの景色は大阪湾にもやがかかり見えませんでしたが、その向こうの大峰山系が綺麗に見えました。珍しいことです。
女性の方からのいつもの差し入れで元気が百倍。そして南山をあとに下りました。
みなさんお疲れ様でした。
次回は3月8日(月)です。

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五藤池の野焼き跡
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クロモジの花芽
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南山うつぎ谷分岐点(犬に遭遇)
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大峰山系の山並み(南山にて)
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麓にて早春の花(ロウバイ)
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ゴミを集積場へ
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参加者のみなさん

回収内容 空き缶117本、空き瓶9本、ペットボトル59本、タバコの吸い殻321本、その他 トタン板など
ボランティア袋7袋
                        以上 
                      倉橋記

                 
# by sanrokubika | 2010-02-09 13:42 | パトロール日記

2010.2.6第7コース 落合谷


上記の動画は落合谷コースで昼食を採る所のようらく台園地です。今日は、激寒い 寒波でした001.gif

今日は、一般参加者と隊員合わせて17名のご参加を頂きました。
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竜安寺付近は雪景色!!


ボチボチと植物も芽が出てきました
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今日は、タイヤ1つ ごみ袋2つで回収を終えました。

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帰りは、三国峠に向かいました。皆様!!お疲れ様でした。001.gif
# by sanrokubika | 2010-02-06 18:37 | パトロール日記

2010. FEB04 エキスポの森


2月は、さすがにお伝えするものがありません。
山全体が、春がくるのを静かに待っています。
これらの写真は、
上が、昨年11月中旬に撮影したビジターセンターのもみじ。
下が、今日同じ場所で撮影した風景です。
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回収したゴミは全部で33袋。参加人数は19名。
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らあめん(イナイ)
今日も売れ行き好調で、完売です。
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あまりにも簡単で、申し訳ございません。では、また来月お会いしましょう。
# by sanrokubika | 2010-02-04 16:16 | パトロール日記

2010.1.30  風のたより 歳時記

 
   このコラムは、2月3日水曜日、あさ9時30分
   『タッキー816みのおエフエム』 (周波数81.6) 
   モーニング・タッキー「風のたより」で放送されます。
   箕面の山パトロール隊 渓川 清の報告です。

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冬椿落ちたる音もなかりけり  鷲谷七菜子

冬の深みのその奥にある箕面の里山。
瀧の裏道には、藪椿の花が、ぽとりぽとりと落ちていました。枝先に咲く藪椿の花は、あらたな季節が間近にあることを、道行く人に、静かに告げています。頭上には、赤い藪椿の花、そして足元には赤く熟した青木の実・・・冬という季節が、今変わろうとしているのですね。

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道の辺のネズミモチの実も、小さな葡萄の房ようにたくさん実っています。このネズミモチの実、古くは、身体に精をつける薬草として使われていたんです。

早梅や日はありながら風の中  原石鼎

梅も咲きはじめましたね。勝尾寺川でも、いっぱいにふくらんだ梅の蕾が、ぽん、ぽんと、弾けるように、いくつかの花を開いていました。春は、目の前、もう、直ぐそこですよ、とでも言いたげに・・・。

笹鳴きに近づきすぎたかもしれず  久保康輔

こもれびの森の雑木林の中、うぐいすの笹鳴きが聞こえていました。藪から出たうぐいすは、地面すれすれに飛び去り、すばやく姿を消しました。目をこらしても、その姿を、もう一度捉えることはできません。きっと、当のうぐいすは、藪の中から、こちらの様子をじっと窺がっているにちがいありませんね。

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才が原池の水面は、冴えわたる林の中に、
澄みきった水が、ただ静かに拡がっています。

俳句には、季節の中で、冬だけ「惜しむ」という季語がありません。でも、才が原池を取り囲む、しんとした冬の森に佇むと、この冬が去りゆくことが惜しまれてきました。

うらぶれし冬にも心遺すなり  相馬遷子

箕面の山は、立春を迎えようとしています。

冬の余韻に、春の兆す箕面の里山。
皆さまも、ぜひお出かけ下さい。
# by sanrokubika | 2010-02-02 22:55 | 風のたより(渓川 清)

2010.1.23 風のたより 歳時記

  このコラムは、1月27日水曜日、あさ9時30分
   『タッキー816みのおエフエム』 (周波数81.6) 
   モーニング・タッキー「風のたより」で放送されます。
   箕面の山パトロール隊 渓川 清の報告です。


落葉踏む軽き音踏む山日和  小原正子


冬の冴えた空気に、透明な清らかさを感じる箕面の里山。
勝尾寺参道に降り積もった落ち葉が、踏み行く脚に、やわらかく応えてくれます。そして、山道の途中では、森に拡がる冷たさが、ほてった体を、やさしく包んでくれます。冬の山ならではの、心地よい冷たさです。


山裾の没日あつめし冬苺  川上佐恵子


道の辺に、冬苺がありました。
古くより、食用として、精をつけ、老いを防ぐと云われています。f0009128_2320515.jpg小さなガラス玉を、いくつか寄せ集めたようにも見えます。古参道沿いの冬苺・・・
採る人もなく、色の褪せた冬の林に、
ひと際紅く佇んでいます。


寒林を貫く川のひとり言  原天明


冬深む林は、なぜか、どこまでも静かです。
ゆるやかに流れる風の音さえ聞こえるようです。
まだ向こうにある川の瀬音が、冬枯れの隙間を縫って聞こえてきました。寒が極まるこの時期。森は、じっと息をひそめているのでしょうか。そういえば、「山眠る」と言いますよね。


山眠る湖面に影をおとしゐて  関根朝子

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うつぎ池の湖面は、じっと動かぬ山肌を、ただ鏡のように映していました。


うつぎ谷では、その静けさの中で、
赤く熟したアオキの実が枝先に揺れています。
谷山尾根の開けた一画、冬の陽が枯れ木の間から射し込んでいます。その山道で、ふと足を止めました。甘ったるい香りが漂っています。足元を探すと、タカノツメの枯葉が、いくつも落ちていました。うこぎ科のタカノツメです。鷹の爪に、冬芽が似ているからとも、また葉っぱの形が似ているからとも言われています。葉っぱが枯れると、なぜかカラメルのような香りが山道に漂います。


日脚伸ぶ桜の肌に艶の出て  加村維麻


冬深み、小枝が赤い色を帯びてきた箕面の里山。
皆さまも、ぜひお出かけ下さい。
# by sanrokubika | 2010-01-26 23:31 | 風のたより(渓川 清)

2010.1.26 第15コース 雲隣展望台

2010年初めての雲隣展望台コースのクリーンハイキング。 快晴! 隊員5名、一般参加者9名。

 いつものように瀧安寺横の広場に向かうと沢山の消防自動車。消防署員の方が忙しそうに走り回っている。その横でストレッチ体操をする。署員の方に聞いてみると、文化財を守るための消防訓練をしているとのこと。そういえば今日は文化財防火デーだった。ご苦労様です!!今から10分後に放水訓練をするとのことであったが、後ろ髪をひかれる思いで出発。

 今日は山本コーヒー店横から滝道左岸に入り、姫岩を抜けて風呂ヶ谷に着く。谷に入ると対岸の斜面のあちこちにごみが見られる。しかし斜面が急で危険なのでごみが流されて谷底に落ちるのを待つことにする。雲隣展望台に着くころには雲が出て寒くなる。時折あられのようなものが顔にかかる。昼食もそこそこに済まし、才ヶ原林道を下る。林道の出口ではドライブウェーの法面の安定工事ということでブルドーザーで山の斜面を均していた。なぎ倒された木々をみて植物好きのTさんは悲しそう。安全と自然保護。ううーん・・・
 
 聖天展望台で記念写真。参加者の皆さんご苦労様。

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対岸に咲くミツマタ 滝道
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集まった消防自動車 瀧安寺横
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指令車もたくさん来ていました
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山の斜面に咲くタマミズキ
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ヤブツバキ 雲隣展望台
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コバノミツバツツジも春の用意を
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ロウバイ 西江寺
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仕事を終えて満足、満足 聖天展望台にて

田子 記
# by sanrokubika | 2010-01-26 21:24 | パトロール日記

箕面の野鳥図鑑 冬

冬は木々が葉を落とし見通しがよくなるため、
野鳥を観察するには絶好の季節。
遠くシベリア、中国、ロシアなどの海外から渡ってきたり、
夏の間日本の高い山で繁殖し、冬越しのため里に降りてきた種類などが
今箕面の山や山麓で観察することができます。

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ジョウビタキ(雄)
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ジョウビタキ(雌)
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ウソ(雄)
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ウソ(雌)
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アトリ(雄)
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アトリ(雌)
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ルリビタキ(雄)
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ルリビタキ(雌)
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ベニマシコ(雄)
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ミヤマホオジロ(雄)
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シメ
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シロハラ
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ツグミ
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トラツグミ


彼らに出会うコツは、姿と共に地鳴きを覚えること。

地鳴きとは、囀りとは別の鳴き声のことを言います。
ウグイスを例にすれば…
囀りは皆さんご存知の「ホーホケキョ」ですが、
「チャッチャッ、チャッチャッ」という
ウグイスの笹鳴きとも呼ばれている鳴き方が地鳴きです。

耳を澄ませて彼ら、彼女達をそっと探してみませんか…
じっとしてると案外近くにきてくれたりすることもありますよ。

森のいきものがかり -Y.Tanigami-
# by sanrokubika | 2010-01-26 11:00 | 雑記帳

2010年1月19日 第2コース 才ケ原林道 報告

今年初めてのパトロールは、3月中旬から4月桜が咲く頃の陽気との天気予報、快晴の中、一般参加者 12名 隊員 5名でスタートする。
 聖天店展望台下の広場で体操、自己紹介。
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聖天展望台から市内を見ると春霞、着替え休憩が必要なくらいの暖かさ。
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ヘアピンカーブ付近で石油ファンストーブの投棄あり。
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ドライブウエイのゴミ回収に燃える男達、大型バイクに挑戦、少し動いた、来月はお縄にする。
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昼食後記念撮影。
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地獄谷付近は小型の耕運機で掘り返したような跡が多数有り、山より大きな猪はおらへんと誰か言ってたが、普通サイズではないような気がした。
姫岩の手前 タマミズキ空に映えてきれい。
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皆様のお陰で、ゴミ 11袋  62kgを回収することが出来ました。
お疲れ様でした。 
 次回は2月16日ご参加をお待ちしています。 
# by sanrokubika | 2010-01-20 23:51 | パトロール日記

2010.01.20   第10コース   天上ヶ岳

今日の天上ヶ岳パトロールは、少しコースを変更して堂屋敷山に寄り道をしてきました。
このルートの堂屋敷分岐点からは快適な道が付いていて、頂上手前の関西電力の鉄塔まで10分足らずで着きました。
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そこから頂上の三等三角点(標高553.2m)までも目と鼻の先で、頂上付近からは箕面森町が一望の下に見渡すことが出来ました。
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帰路は送電線に沿って西に下れば市道箕面五月山線に出ることが出来ました。
いつもの巡回コースからは約30分遅れとなりましたが、未知のルート探索は楽しいものでした。
来月は天気がよければ山池に寄り道しようと思っています。
  <白水 記>
# by sanrokubika | 2010-01-20 19:19 | パトロール日記




パトロール隊の主な活動は、箕面の山のゴミ回収、大型ゴミ・不法投棄の調査、防止策の提案、一般への啓蒙活動、自然環境の保護・保全・育成です。
by sanrokubika
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