2007.3.15  風のたより  歳時記  土筆

このコラムは3月19日水曜日、みのおFMタッキー816(周波数81.6)で放送されます。
放送時間はあさ9時30分、モーニング・タッキー「風のたより」の時間です。
箕面の山パトロール隊 渓川 清の報告です。
f0009128_14394089.jpg
△ツクシ 箕面山麓

鶯の身をさかさまに初音かな  其角

つい、この間まで、おぼつかない声で鳴いていた鶯。いつの間にか、美しい囀りに変っていました。春告鳥、春のことぶれを告げる鶯の囀りが響きはじめた箕面の里山です。佐保姫の織り成す霞が、うっすらとかかった山道。春の陽射しに、ワイシャツ一枚でも十分なほどになりました。雲一つない薄っすらとした青空がどこまでも広がっています。季節が、はっきりと変ったことを感じます。
f0009128_14414654.jpg
△サンシュユ 粟生外院

山茱萸(さんしゅゆ)やまばたくたびに花ふえて  森澄雄

麓では、山茱萸の花が一度にぱっと色づき、黄色い灯が重なり合っているように見えます。日を追うごとに、春は、よりその濃さを増してゆきます。
河原の土手には、土筆がいっぱいに顔を出していますね。薄茶色の茎に、楕円形の穂、まさに土の筆です。

せせらぎや駈けだしさふに土筆生ふ  秋元不死男

このツクシ、食用とされる他に、里山では、腎臓や肝臓、できものなどへの貴重な薬草でもありました。
f0009128_1443734.jpg
△ツクシ 箕面山麓

肩を並べた土筆の間では、冬の長い眠りから覚めたシマヘビが、気持ちよさそうに日向ぼっこをしてました。

蛇穴を出でて耕す日に新た  飯田蛇笏

目の前の私を恐れもせず、「邪魔しないでくれ」と聞こえましたよ。まさに、「蛇穴を出ず」です。

暖かさを増し、ツクシが顔を出す箕面の里山。
皆さまも、ぜひお出かけ下さい。
f0009128_14554960.jpg
△サンシュユ
f0009128_14442527.jpg
△サンシュユ 粟生間谷
f0009128_14462895.jpg
△菜の花 勝尾寺川
f0009128_14481081.jpg
△ミツバチ 勝尾寺川
f0009128_14473534.jpg
△ハコベ 勝尾寺参道
f0009128_14493325.jpg
△シジュウカラ 粟生間谷
f0009128_14503257.jpg
△モズ 勝尾寺参道
f0009128_1451122.jpg
△シマヘビ 「蛇穴を出ず」 逃げもせず、こちらをじっと見てました
by sanrokubika | 2008-03-17 02:27 | 風のたより(渓川 清)
<< 2008.3.18 第2コース... 2008.3.11 第10コー... >>




パトロール隊の主な活動は、箕面の山のゴミ回収、大型ゴミ・不法投棄の調査、防止策の提案、一般への啓蒙活動、自然環境の保護・保全・育成です。
by sanrokubika
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
箕面の山パトロール隊☆リンク集
検索
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧