2008年 09月 02日 ( 1 )

2008.9.1 風のたより  歳時記

このコラムは9月3日水曜日、タッキー816みのおエフエム(周波数81.6)で放送されます。放送時間はあさ9時30分、モーニング・タッキー・みのおの風 「風のたより」の時間です。
箕面の山パトロール隊 渓川 清の報告です。
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△萩に熊蜂

  風少し鳴らして二百十日かな  尾崎紅葉

九月の一日で、二百十日を迎えた箕面の里山。立春から数えて二百十日目。早いものですね。
振り返れば、お陽様が燦燦と降り注ぐ夏も、あっという間に過ぎ去ってしまったような感じさえします。少し寂しい想いにもかられます。秋の愁いとは、よく言ったものですね。
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△ナツアカネ 粟生間谷

二百十日と二百二十日の時期は、昔から台風や大雨に見舞われることが多く、農村では「厄日」とされてきました。季節の変わり目で、天候が不安定になるんですね。

    この時刻けふもかしこに秋の雲  富安風生

天には秋風が吹きぬけ、澄んだ青空の雲は、どんどん形を変えながら、流れていきます。
残暑が続きますが、空は秋を告げています。

    暦剥ぐ秋風らしきもの通る  米澤吾亦紅

蝉の声も、その主役が、すっかりツクツクオーシへと変りました。夕暮れの風が吹きはじめると、
更に、その声が増していきます。
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△ヤマボウシ 萱野

ヤマボウシの実も、紅く実りはじめましたね。山では、ほとんど見ることがなくなったヤマボウシ、その実は、食用として、果実酒として利用されてきました。

青空を流れる雲が、秋の訪れを告げる箕面の里山。
皆さまも、ぜひお出かけ下さい。
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△ハギ 勝尾寺川
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△キクイモ 勝尾寺川
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△ハグロトンボ 粟生間谷
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△アゲハモドキ 勝尾寺川
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△ツクツクオーシ 勝尾寺川
by sanrokubika | 2008-09-02 21:00 | 風のたより(渓川 清)